メッセージ

	特定非営利活動法人.三宅島スポーツ振興会 理事長	築穴 辰雄 氏
	平成１９年よりスタートした三宅島のバイクイベントは形を変えながらも平成２２年よりエンデューロレースをメインレースとして今年平成２５年で４回目を迎えます。 　当初、エンデューロレースのイメージがなかなか掴めず、スタッフ一同不安もございましたが、いざ本番となりレースが始まるとライダーたちの嬉々とした様子を見、終了後の感想もお聞きするなかで、雄山の雄大な自然の中のレースは大変好評をいただき、やってよかったと、心より感じたしだいです。今年度は昨年以上に、よりエキサイティングに面白いコースをご用意いたしました。また、コースもさることながら三宅島には手つかずの自然があふれており、フィッシング・ダイビング・野鳥観察等々、さまざまなアプローチから自然を満喫することができます。 　三宅島は２０００年の噴火の影響で４年半の全島避難を余儀なくされ、２００５年に全島避難解除となり帰島してまいりましたが、いまだ災害の爪痕は深く、避難前の水準には至っておりません。このバイクイベントを継続していくことが、全国の皆様から、ご支援をいただいた恩返しであるとともに、東日本大震災によって被災された皆様に「あきらめず、発信してゆく」ことの大切さを伝え、勇気と希望を持って頂きたいと願っております。 　ぜひとも、より多くの皆様にご参加頂きますようよろしくお願いいたします。