コースレイアウトはまずスタートストレート直後に大きく左にターン、これが第1コーナーです。そして待ち構える雄大な魅力ある斜面を一気に駆け上がりスピードに乗せてキャンバーを走行します。
溶岩原エリアを抜けると再び癒しの林道を走行し七島展望台エリアへ向かいます。溶岩原エリアをクリアしホッと一息つきつきながら、雄大な景色が望める癒しの林道の走行は、まさにライダーの癒しの空間となりました。カメラマンやギャラリーに向かってポーズをとるライダーは皆笑顔です。癒しの林道を抜ける七島展望台へと登る最大の見せ場が待ち構えます。眼下に太平洋の大海原を望みながら雄大な七島展望台の斜面を駈け上がるマシンのシルエットは三宅島ならではのシチュエーションです。
レースは序盤からエキスパートクラスの#61渡辺学選手(Twistwr Racing)・#73鈴木健二選手(TEAM WR with YAMAHA)・#9小林雅雅裕(Honda 緑陽会 熊本レーシング)の3名が三つ巴の接戦を展開しました。日本のエンデューロ界を牽引するこの3名の接戦は周回が進んでもその差は2秒以内と白熱したバトルを展開しました。