11月15日(土) 10:20

風が強いもののすっきりと晴れ渡ったメイン会場に参加者やお客様が集まりました。
サイティングラップを終えたライダー達は大会本部前に集合し、開会式とブリーフィング(競技説明)が行われました。
まずはじめに、大会参与である高橋功よりご挨拶がありました。

「皆様おはようございます。本日は大変風が強く吹いておりますので、この条件を是非皆様の味方につけて頂き、安全にも十分にお気を付け頂きながら、積極果敢にベストを尽くして最後まで走り切って頂きたいと思います。皆様のご健闘を心からお祈りいたしております。ありがとうございました。」




続いては、神谷忠・大会審査委員長(大会アドバイザー)より安全についての注意点が話されました。

おはようございます。良い風吹いてますね!せっかく風が吹いているわけですから、これも自然との闘いの一つに入れて上手に風向きを読んで走って頂きたいと思います。こういう場合はこうしたら良いとかそういう事は皆さんの方が詳しいですからあまり細かいことは言いませんけれども、今一度プロテクター類の点検をして頂きたい。溶岩原での転倒は少し被害を被る可能性もありますから、プロテクター類をもう一度点検して挑んで下さい。それから自然にある隠れ石、例えば草の陰に岩が隠れていたり、あるいは流木があったり、いろいろあると思います。くれぐれもコースだけでは無くて地形とそれからもう一つは下にある障害物の確認も怠りなくやって下さい。こういった点で、十分に怪我の無いように走り切って頂きたいと思います。それから観客の皆さんは走っているバイクの後輪から跳ねる石が飛んでくることがあります。カメラマンの方も十分に注意して下さい。そういった点に、色々な角度で安全対策をして頂いて無事に終わるようにお願い致します。


続いては開会式・記念式典が行われ以下の主催・来賓の方が登壇しました。

左写真左より
櫻田昭正  三宅村長
築穴辰雄  特定非営利活動法人三宅島スポーツ振興会理事長
佐々木秀之 東京都総務局行政部多摩島しょ振興担当部長
長谷川一也 特定非営利活動法人三宅島スポーツ振興会副理事長 
平野辰昇  三宅村議会議長

まずはじめに大会副会長である特定非営利活動法人三宅島スポーツ振興会の理事長、築穴辰雄が挨拶をしました。

「皆さんおはようございます。第五回目の三宅島でのエンデューロレースに大勢のライダーの皆さん、観客の皆さん、多数ご来場頂きまして誠にありがとうございます。 この三宅島は2000年に噴火をしまして、その復興イベントとしてバイクイベントを始めました。当初からバイクの4メーカーをはじめ多くの協賛企業、ならびに特に東京都、いろいろな関係機関の方々にご支援いただきました事を心から厚く御礼申し上げます。そして今日は大変お忙しい中、また多数ご来場いただきました事についても厚く御礼申し上げます。今回初めて参加される皆さんもおられると思いますので、この会場について少し説明いたします。ご覧のように山の中腹にあります会場、それと離島ということもあり、11月から3月ごろまでは今日のように風が強く季節風が強く吹きます。我々は大会を開催するにあたりまして、先ず雨の心配、そして風、それから霧、だいぶ減りましたが火山ガス、この4つをクリアしなければ実施できません。過去の大会では霧がひどくて1m先も見えない状態となり、予備会場で実施した年もございます。昨年は今回と同じように風も強く寒かったのですが、今日も非常に厳しい状況にあります。2000年の噴火から15年が経ちますけれども、まだ山肌は火山灰に覆われております。この雄山を背景に眼下には太平洋、そして天気が良いと伊豆諸島がはっきり見えます。こういった我々自慢の会場でバイクの醍醐味を存分に味わってもらいたいと思います。そして日本一の賞金を目指して150分間の厳しいレールになりますが、どうか事故の無いように、そして最後まで熾烈なレースを期待しております。
それではWERIDE三宅島エンデューロレースを只今開会致します。頑張って下さい!」

 
大きな拍手の後、続いてご都合により来場出来ませんでした大会名誉会長である舛添要一・東京都知事の代理として、佐々木秀之・東京都総務局行政部多摩島しょ振興担当部長より挨拶がありました。

「ライダーの皆さん、観客の皆さん、おはようございます。ご紹介いただきました東京都の佐々木と申します。
風は大変強いですけれども大変晴れた日にこの復興のシンボルとなるイベントのエンデューロレースが開催されます事を私たちも大変うれしく思っております。このエンデューロレースの開会に当たりまして舛添要一東京都知事から挨拶を預かっておりますので代読をさせて頂きます。」

『三宅島の島民の皆様、ご参加の皆様、「三宅島エンデューロレース」の開催を心よりお祝い申し上げます。エンデューロレースも今年で五回目を迎えました。目の前には三宅島のシンボル「雄山」がそびえ、眼下には太平洋の大海原が一面に広がるロケーションで、この島ならではのレースが定着してまいりました。三宅島は来年二月で帰島十年を迎えます。約四年半に及ぶ全島避難を経て、今日まで復興に向け、並々ならぬご苦労があった中、御尽力されてきた島民の皆様に、心から敬意を表したいと存じます。三宅島の復興を象徴するイベントの一つとして、このバイクレースが定着したのは、このイベントを通して三宅島を支えて頂いている参加者や関係者の皆様のおかげであり、深く感謝申し上げる次第です。これから出走するライダーの皆さん、溶岩帯を疾走する、三宅島でしか味わえないこの魅力的なコースを堪能していただき、また、お集まりの皆さんも、三宅島の美しい景観とオフロードバイクの迫力を、存分に楽しんで頂きたいと思います。最後に、本日のレースが盛会のうちに開催されるとともに、このバイクレースにより、三宅島が益々発展することを祈念し、挨拶といたします。
平成二十六年十一月十五日(第五回三宅島エンデューロレース大会名誉会長)東京都知事舛添要一』
(代読)総務局多摩島しょ振興担当部長 佐々木秀之

   



 

 

 



 



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