長いようで短かった2日間も、いよいよフィナーレ。 島外から来た子供たちの出発の時間がやってきました。 船に乗り込んだ子供たちは、荷物を部屋に投げ込むとデッキに 駆け上がりました。港にいる見送りの人たちに向かって 色とりどりの紙テープを投げ、別れを惜しみました。 船が出港。テープが切れた後も、ずっと手を振る子供たち。 島の子供たちも、道の続く限り走って追いかけて来てくれました。 「またなー!!!」子供たちの声が響き渡る中、船は東京に 向かって波間を滑って行きました。
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