WERIDE チャレンジ三宅島'09　モーターサイクル フェスティバル

今年のモーターサイクルフェスティバルのメインコンテンツでも
あるエンデューロ。
普段は自然の中の地形やコースを利用して行われますが、今回はエキシビジョンとして旧坪田中学校グラウンドの特設コースで
開催されました。オフロードのジャンプや人工的に作られたロックや丸太などの障害物エリアを要した特設のエンデューロコースを日本のトップクラスのライダー達が走破し、エキシビションレースを行いました。
三宅島で本格的なエンデューロエキシビションが開催されるのは初めてでした。

重機により作られた特設コースはスタートの直線から左に曲がってすぐにジャンプ台、瓦礫エリアを抜けると丸太が待ち受けます。この丸太が日本トップクラスのライダー達をも苦しめ、ドラマを
生みました。さらに丸太の後には砂地に置かれたロックを避けて通りぬけ、最後の高いジャンプでは魅せるジャンプもあって、その迫力に大きな歓声が上がりました。

1本目はトライアルの2名を含めた10名のライダーが参戦。
スタートダッシュで抜けだした星野選手がそのままゴール。
会場責任者をもってして「星野君があんなに速いなんて」と言わ
しめた大健闘でした。

あまりの会場の盛り上がりに行われた2本目。
トライアルの選手2名は次のデモンストレーションのために抜け、8名で行いましたが、その中に「2本とも星野には取らせない」と
気合十分の選手が…
レース序盤から先頭が激しく入れ替わる混戦となりましたが、
3週目でまたもや星野選手がトップの位置を固めたかに思われましが…ここで何人もの選手の足を止めてきた丸太で星野選手痛恨のミス。 ここでトップに立ったのは打倒星野に気合十分の
小池田選手。ゴール直前では今まで以上の高いジャンプを決めて
見事ゴールしました。

スピードに乗ったジャンプ、斜面になったコーナー、泥を巻き上げての疾走、丸太を乗り越えるバランスと砂地でのロックを避けて進むスピード、そのすべての迫力に観客は魅了され、大歓声が巻き起こりました。
三宅島で初めて開催されたエンデューロエキシビションは観客に強烈な印象と興奮を与えました。

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