WERIDE 三宅島

閉会式を終えた参加者たちは、帰京のために出帆港である錆が浜港に着きました。
出帆までは一旦解散して、お土産を購入したり、休憩したりと、時間までそれぞれにすごしました。

出帆間近の14:00に参加者は集合しましたが、乗船するかめりあ丸が若干到着が遅れる連絡が入りました。
確認したところ、遅れは20分程と言う事で、参加者にはバスの中でも待機できるようにして暑さ対策をしました。
同時に、参加者への到着遅れをアナウンスし、万が一竹芝桟橋への到着が遅れた場合、帰宅困難者がいないかを確認しました。船の遅れは途中の航行で解消できるとの事でしたので、帰宅困難者もおらず、まずはバスにて待機していただきました。

桟橋には親子サマーキャンプに参加してくれた島の親子をはじめ、多数集まってくれました。
参加者たちは荷物もおかず、そのまま甲板後方へ駆け上がるといっせいに紙テープを投げました。
島の方がまた来いよ！と声をかけ、参加者がまた来るよ！と返事をすると、警笛を鳴らしながらゆっくりと船は出発し、三宅島を後にしました。
島の方は船が小さくなるまで桟橋から手を振ってくれ、参加者たちも見えなくなるまで手を振り続けました。
3日間の体験を終えた参加者はしばらく甲板で写真を取ったり、小さくなっていく三宅島をいつまでも見ていました。

遅れて出港したかめりあ丸は、その後順調に航海し、遅れも取り戻し無事竹芝桟橋ターミナルに到着しました。
竹芝ターミナルで一旦集合し、解散式を行いました。
解散式では同行いただいた東京都行政部の藤井さんからも挨拶をいただきました。
参加者は疲れを見せず、元気一杯で来年また来たいと笑顔で話してくれました。
子供達はしばらく名残惜しそうに友達と話しをしていましたが、迎えにこられた親御さんなどと一緒に帰宅しました。