台風接近による高波が懸念されたため、東京竹芝桟橋客船ターミナル行きのさるびあ丸は伊ヶ谷港に入港予定となり、参加者たちは午後1時になると島市会場からバスに乗って、昨日三宅島に到着した同じ港の伊ヶ谷港へと向かいました。
強風と高波、時折落ちてくる小雨のため三宅島の郷土芸能のひとつである木遣太鼓による見送りは中止となってしまいましたが、参加者たちへ向ける島の人々の見送りの気持ちに変わりはなく、例年通りたくさんの紙テープが配られ、さるびあ丸から投げられた色とりどりのテープが桟橋にかけつけた見送りの人々とをつなぎ、船が離岸してからもなお別れを惜しみながら、来年の再会を約束しました。
参加者を乗せた船の中では、東海汽船様のご協力により13日のレースの模様が船内のテレビにて放映され、レースの感想や思い出を語り合う参加者たちが印象的でした。 |